対イラン原発「奇襲攻撃」のタイミング

2004年9月号
カテゴリ: 国際
エリア: 中東

 イスラエルがイランのブシェール原発を奇襲攻撃する可能性が、また取りざたされている。 ワシントンの消息筋によれば、イスラエル最高首脳はこのほど、ブッシュ政権に対し、ロシアの協力で建設・開発が進められているブシェール原発が「一定の段階」に入ることをイスラエルは絶対に許さないと通告してきたという。 同筋は、この「一定の段階」が、同原発にロシアから核燃料棒が搬入される時を意味すると指摘、搬入が確認されれば、イスラエルが攻撃する意思があることを示したとみている。 イスラエルがイランの核関連施設を攻撃するとの観測はすでに何度も流れているが、ここまで明確な形で攻撃の意図が米側に伝えられたのはこれが初めて。 ロシアの港に保管されているブシェール原発用の燃料棒は、来年半ばにもイランに搬送されるとみられ、テルアビブの複数の関係筋はイスラエル軍は奇襲攻撃の演習を完了したと述べている。 一方、イランも新型の中距離ミサイル「シャハブ4」の開発を急いでいるとの情報があり、両国関係はますます緊張してきた。

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