「財務省的思考」で国民の信頼を失う民主党

執筆者:富山創一朗 2011年1月18日
エリア: 日本
与謝野氏(右)の入閣で財務省カラーは鮮明に(c)AFP=時事
与謝野氏(右)の入閣で財務省カラーは鮮明に(c)AFP=時事

 平成23年度(2011年度)予算案の国会審議が始まる。前年度予算は政権交代でドタバタが続いていたから、民主党政権にとって渾身の予算案と呼べるのは今年度予算からだ。いや、そうなるはずだった。だが、現実には政権交代前から民主党が掲げていた「理念」はことごとく消え失せ、何とも切れの悪い予算案になっている。  例年よりも国会開会が遅れる中で、自民党や公明党、みんなの党など野党は、こぞって批判の声を強めている。そんな批判に「政府案が最終ではなく、議論で変えていい。合理的な修正はやぶさかではない」(岡田克也・民主党幹事長)という発言が飛び出すのも、予算を作った民主党自身に「自信がない」ことの表れと言えるだろう。

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