米国東部時間25日夜、米議会上下両院合同会議で行われたバラク・オバマ大統領の一般教書演説をインターネットのライブ中継で聴いていたが、米国民に対し「自己革新」の必要性を訴えるオバマの姿が非常に印象的であった。米経済に僅かながら明るい兆しが見え始めてはいるが、依然として雇用情勢は厳しい状態が続いている。そうした中で大局的立場から米国民に対し米国が現在直面している諸課題に果敢に挑戦していく必要性を訴える内容であった。オバマ自身の一般教書演説での言葉を借りるならば、今を我々世代にとっての「スプートニック・モメント(Sputnik Moment)」と時代定義していた。
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