金正日はリビアをどう見つめているか

執筆者:フォーサイト編集部 2011年3月8日

 本日の更新記事は、平井久志さんの「リビアを見つめる金正日の心象風景」です。他国に例を見ない厳しい情報統制を敷く北朝鮮。中東の変革の嵐も、今のところ直接的な影響を与えるには至りません。しかし、現時点での問題は、09年11月に実施されたデノミなどの経済失政以来、住民の反抗や不服従が収まらないことです。これまでの北朝鮮では考えられないことでした。「対話」と「対決」の間を揺れ動く金正日総書記の目に、同年生まれのカダフィ大佐の運命はどう映っているのでしょうか。
 

 「専門家の部屋」では、「アメリカ」に「歳出削減を巡る議会共和党とオバマ政権の対立」の新エントリ。とりあえずは「政府閉鎖」の危機を回避したオバマ政権。共和党の歳出削減要求の背景には、茶会党の勢力伸長があります。
 

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