被災地入りは「自己完結型」で

竹田いさみ
執筆者:竹田いさみ 2011年4月27日
カテゴリ: 社会 金融
エリア: 日本

 3.11東日本大震災が発生して1カ月以上が過ぎ、東北の被災地では、かつての日常生活を何とか取り戻そうとする動きが芽生えてきた。全国から動員された自衛隊、警察、消防、海保、県・市のスタッフ、電力・ガス会社、建設関連業者、輸送・物流企業、日本財団などの民間緊急支援組織、大勢のボランティアなどが不眠不休で救援・支援・復旧活動を展開したお蔭で、被災地の様子は1週間単位で変化しつつある。
 筆者は4月中旬から下旬にかけて被災地の宮城県を2度訪問した。その際の体験をレポートしたい。一口に被災地と言っても、あまりに広範囲なため、ここでは宮城県の石巻周辺を取り上げる。

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執筆者プロフィール
竹田いさみ 獨協大学外国語学部教授。1952年生れ。上智大学大学院国際関係論専攻修了。シドニー大学・ロンドン大学留学。Ph.D.(国際政治史)取得。著書に『移民・難民・援助の政治学』(勁草書房、アジア・太平洋賞受賞)、『物語 オーストラリアの歴史』(中公新書)、『国際テロネットワーク』(講談社現代新書)、『世界史をつくった海賊』(ちくま新書)、『世界を動かす海賊』(ちくま新書)など。
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