5月1日、オバマ大統領は2001年9月11日の米国への同時多発テロを首謀した国際テロ組織アルカイーダの指導者オサマ・ビンラディンを殺害したと発表した。パキスタン北部のアボタバードにある潜伏先で米海軍の特殊部隊SEALSの銃撃により死亡した模様だ。この作戦の遂行はオバマ大統領の決断の要素が大きいことが報じられ、5月2日から6日までの主要世論調査の平均(Real Clear Politics)で支持率が51.6%で不支持率が42.3%と支持を伸ばした。発表前の4月29日には支持率が45.9%で不支持率が48.9%と不支持が支持を上回っていた。
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