バラク・オバマ大統領は、今月18日からマサチューセッツ州の高級リゾート地であるマーサーズ・ヴィンヤードで10日間の夏季休暇を家族とともに過ごしている。夏季休暇入りする直前の今月15日から3日間の日程で、大統領の公式遊説としてミネソタ、アイオワ、イリノイの中西部3州をバスで移動しながら各地で集会を行なった。夏季休暇を終え、9月のレイバーデー明けには雇用・経済問題に焦点を当てた重要演説が予定されており、休暇中もホワイトハウス経済チームと演説の準備が行なわれている。米経済の先行きは相変わらず不透明であり、オバマ大統領の経済運営に対する有権者の批判も高まっており、夏季休暇をゆっくりと過ごすことはできていないのではないだろうか。
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