リビア利権をめぐる角逐

執筆者:フォーサイト編集部 2011年9月15日

 本日の更新記事は、渡邊啓貴さんの「リビア利権を漁るヨーロッパ諸国の角逐」です。9月1日に行なわれた新生リビア支援国際会議。英仏主導の同会議は、リビアの自由民主主義の向上とEU経済との一体化を謳いましたが、実際には既得権益を主張するイタリア、空爆参加の見返りを狙うフランスなど、水面下での各国の攻防が激化しています。

 「専門家の部屋」では、「ヨーロッパ」に「フランスとルワンダ、遠い正常化」(国末憲人さん)の新エントリ。1994年に起こったルワンダの大虐殺から十数年。9月11日に、カガメ大統領が初めてフランスを公式訪問しました。カガメ大統領はルワンダの少数派ツチ族の出身ですが、フランスは大虐殺を行なった多数派フツ族と密接な関係にありました。それだけに両国はぎくしゃくとした関係が続き、2006年には国交を断絶。07年にサルコジ政権が誕生してから2年後の09年にようやく国交を回復しました。今回の公式訪問は両国関係にとって大きな前進ですが、それでも様々な不確定要素が残ります。大虐殺時にも外相を務めていたフランスのジュペ外相は、首脳会談に同席しませんでした。

 

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