印中ビジネス拡大に新たな一歩~中国工商銀、インドに初の支店開設

執筆者:山田剛 2011年9月17日
カテゴリ: 国際 経済・ビジネス

 経常利益や貸付残高で世界最大級の規模を持つ中国工商銀行(ICBC)が15日、インドでは初の支店をムンバイ市内に開設した。中国本土の銀行がインド国内に支店を開くのも初めてだという。ICBCでは、インドに進出する中国系企業だけでなく、中国から通信機器やインフラ資材などを輸入するインド企業に資金を貸しつけるコーポレート・バンキングに当面重点を置くが、将来的にはインド富裕層を狙ったプライベート・バンキングや投資銀行業務などにも進出したいとしている。
 印中の二国間貿易額は2010年度、目標を2年も前倒しして600億ドルの大台を達成しているが、実は印中間の相互企業進出による直接投資もようやく具体的案件が出始め、徐々にではあるが増加している。

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執筆者プロフィール
山田剛 日本経済研究センター主任研究員。1963年生れ。日本経済新聞社入社後、国際部、商品部などを経て、97年にバーレーン支局長兼テヘラン支局長、2004年にニューデリー支局長。08年から現職。中東・イスラム世界やインド・南アジアの経済・政治を専門とする。著書に『知識ゼロからのインド経済入門』(幻冬舎)などがある。
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