10月26日に予定されている韓国のソウル市長選をめぐる動きは9月14日の「『安風』で揺らぐ韓国の既成政治」でレポートさせていただいたが、その後の動きについて報告したい。
与党・ハンナラ党では結局、羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)議員(2選、ソウル市中区選出)と金忠環(キム・チュンファン)議員(3選、ソウル江東区甲選出)の2人がソウル市長選の公認申請を行なった。
しかし、進歩陣営から朴元淳(パク・ウォンスン)弁護士がソウル市長選に名乗りを挙げたのに刺激されたのか、保守系で元法制処長の李石淵(イ・ソギョン)弁護士が9月21日に保守系市民団体を背景に立候補を表明した。
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