先月13日に行なわれたアイオワ州共和党大統領選挙模擬投票(エイムズ・ストローポール)で3位となり、共和党大統領候補指名獲得争いから撤退したティム・ポーレンティー前ミネソタ州知事が、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事への支持を今月12日に表明した。
ポーレンティーは共和党大統領候補指名獲得争いから撤退する前は、第111議会でオバマ政権が成立させた医療保険制度改革関連法はロムニーがマサチューセッツ州知事時代に署名した同州の医療保険制度改革が先例となっていることをオバマ大統領自身も認めているとして、「Obama」と「Romney」を掛け合わせた「Obamneycare」という造語を使ってロムニーの医療保険制度改革導入を批判していた。現在、共和党の他の候補から標的となっているロムニーの最大の弱点は、オバマ政権が導入した医療保険制度改革法と酷似し、全米に先駆けてマサチューセッツ州の全州民に医療保険加入を義務付けた医療皆保険制度の導入である。
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