ジョブズの死、カダフィの死

執筆者:フォーサイト編集部 2011年10月21日

 本日の更新記事は、会田弘継さんの「国際論壇レビュー ジョブズの死と『アメリカの秋』」です。アップルの創業者、スティーブ・ジョブズの死を惜しむ声が数多く聞かれる中で、アメリカの庶民「99%」が攻撃の矛先を向けているのは、モノも作らずに大儲けをするウォール街の金融資本。一方、ヨーロッパは「一国家の破産か共通通貨ユーロの崩壊か」の瀬戸際に立たされています。積極的に動こうとしないドイツの深層心理とは?

 「専門家の部屋」では、「中東」に2本の新エントリ(いずれも畑中美樹さん)。

 昨日、「懸念されるカダフィ軍によるゲリラ攻撃」で、カダフィ軍が駆除された場合、リビア南部の石油施設を狙ったゲリラ攻撃を仕掛けてくる可能性があることに触れたのですが、現地時間20日にカダフィ氏が死亡。次男で後継候補のセーイフ氏とアブドゥラ・サヌーシ諜報庁長官も拘束されたため、ゲリラ攻撃の可能性もほとんどなくなったと思わます。本日アップロードした「カダフィ死後『国民評議会』は結束を保てるか」では、カダフィ氏が死に至った経緯を分析し、リビアの今後の課題を考察しています。

カテゴリ: 経済・ビジネス
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