アラブの春とイラン、中国、イスラエル

執筆者:フォーサイト編集部 2011年11月7日

 ギリシャは大連立が成立し、パパンドレウ首相は退陣するようです。昨年2月号の記事ですが、「欧州を揺さぶるギリシャの『シャドー・エコノミー』」は、今回のギリシャ問題を理解する上で、非常に参考になります。本日の日本経済新聞は来年秋の東証と大証の合併を1面トップで報じています。こちらについては、8月10日の記事「ビジョンなき『東証・大証』統合交渉の不毛」をどうぞ。

 本日の更新記事は、田中直毅さんの「経済の頭で考えたこと(41)アラブの春と『イラン』『中国』『イスラエル』」です。アラブの春は、「経済の頭」で考えても、この1年に起こった最大の出来事。今のところ大きな影響を受けたようには見えないイラン、中国、イスラエルなどの国でも、これからじわじわと波紋が広がりそうです。

 「専門家の部屋」では、3本の新エントリ。

 「イエメン女性の一群がヒジャーブを焼いて『部族の庇護』を求める」(中東、池内恵さん):イエメンの首都サヌアで、大勢の女性がヒジャーブを焼いて気勢を挙げました。部族勢力の男性に奮起を迫り、膠着した状況を動かそうという興味深い試みです。

 「イランが核実験用の設備を設置か」(インテリジェンス、春名幹男さん):国際原子力機関(IAEA)が今週発表する報告書によると、イランは軍事基地にバスほどの大きさのスチール製容器を配置、核爆発実験に使われる可能性が高いと見られています。

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