政策を大転換したミャンマー

執筆者:フォーサイト編集部 2011年11月30日

 米軍普天間飛行場を名護市辺野古へ移転するための環境影響評価書に関して飛び出した不適切発言。発言の主である防衛省の田中聡・沖縄防衛局長(防衛省の地方組織である沖縄防衛局のトップ)は更迭されました。常識がありません。一体何をやっているのでしょうか。更迭を迅速に発表したのが、大臣の適格性を疑問視されている一川氏(フォーサイト・フォーラム「宮中晩餐会を欠席した一川防衛相」参照)というのも、脱力感を誘います。

 本日の更新記事は、深沢淳一さんの「『ミャンマーの春』は本物か」です。今年3月に就任したミャンマーのテイン・セイン大統領は、8月に民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんと初めて対話し、国外亡命者の帰国歓迎を表明、9月には中国資本が軍政との契約に基づき進めていた巨大ダムの建設中止を表明しました。テイン・セイン氏は軍政時代の最高実力者であるタン・シュエ氏の側近中の側近と言われてきただけに、ここまでの政策大転換は驚きです。民主化の動きは本物なのでしょうか。

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