再選を目指すオバマ大統領:歴代大統領との支持率比較

足立正彦
執筆者:足立正彦 2011年12月12日
カテゴリ: 国際
エリア: 北米

 世論調査会社ギャラップ社は先月11月の1カ月間のバラク・オバマ大統領の月平均支持率が43%となるとともに、ドワイト・アイゼンハワー大統領以降の再選を目指した歴代の現職大統領の大統領就任3年目の11月時点での支持率と比較するプレスリリースを同社の公式サイト上で明らかにした(ギャラップ社公表の2011年12月2日付プレスリリース“Obama's November Approval Weak From Historical Perspective:Only Carter had lower job approval during November of his third year”参照)。

 今から11カ月足らず後の2012年11月6日には米国大統領選挙が実施され、オバマ大統領が再選を果たすのか、あるいは、共和党大統領候補が4年ぶりにホワイトハウスを奪回するのかが明らかになる。年明けの1月3日からはアイオワ州党員集会が行なわれて共和党大統領候補指名獲得争いがスタートする。オバマ大統領の再選キャンペーンもさらに本格化することが考えられる。

 ギャラップ社が公表した今回の世論調査結果が注目に値するのは、その直前の大統領就任3年目の11月時点でオバマ大統領が近年の歴代の現職大統領と比較した場合、どのような位置に置かれているかを理解できるためである(ギャラップ社はジェラルド・フォード大統領については1976年大統領選挙の2年3カ月前にウォーターゲート事件で辞任に追い込まれたリチャード・ニクソン大統領の後任として副大統領から昇格したため、対象から外している)。ロナルド・レーガン、ビル・クリントン、ジョージ・W.ブッシュ(以下、ブッシュ43代)といった再選に成功した大統領は大統領就任3年目の11月時点での支持率はそれぞれ53%、53%、52%と過半数を上回っている(表参照)。

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執筆者プロフィール
足立正彦
足立正彦 住友商事グローバルリサーチ シニアアナリスト。1965年生れ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より現職。米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当する。
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