巨大財閥リライアンス、再統合も~「喧嘩別れ」のアンバニ兄弟が和解、協力へ

執筆者:山田剛 2012年1月1日

 

 インド財界を巻き込み、株式相場にも大きな影響を与えた主導権争いの末、大財閥リライアンス・グループを分裂させた創業者の息子2人が、和解と協力に向かって動き始めた。「2つのリライアンス」を率いる兄弟は母親の仲介で6年間に及ぶ争いに一応の終止符を打っただけでなく、事業を巡る提携や協力をも模索している。内外企業との競争が一段と激化する中、意地の張り合いよりも企業業績のための協力を選んだということだが、両者がさらに互いのシナジーを追求すれば、リライアンス・グループの再統合も現実味を帯びてくる。

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執筆者プロフィール
山田剛 日本経済研究センター主任研究員。1963年生れ。日本経済新聞社入社後、国際部、商品部などを経て、97年にバーレーン支局長兼テヘラン支局長、2004年にニューデリー支局長。08年から現職。中東・イスラム世界やインド・南アジアの経済・政治を専門とする。著書に『知識ゼロからのインド経済入門』(幻冬舎)などがある。
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