正体見せたイラクのマリキ政権

執筆者:フォーサイト編集部 2012年1月13日
タグ: 中国 台湾 イラン

 本日の更新記事は、春名幹男さんの「インテリジェンス・ナウ イラク戦争はイランの陰謀? 正体見せたマリキ政権」です。昨年12月にイラク駐留米軍は撤退を完了。しかし、シーア派であるイラクのマリキ首相は、スンニ派のハシミ大統領に逮捕状を出しました。昨年10月にも、スンニ派の元バース党員600人を逮捕しており、党派性を剥き出しにしています。オバマ米大統領は米軍撤退に当たって「イラク人の将来はイラク人が決める」と胸を張りましたが、現実にはマリキ政権の背後にはイランの存在が色濃く浮かび上がります。

 「専門家の部屋」では、「中国」に「台湾選挙現地報告2」(野嶋剛さん)の新エントリ。台湾の総統選挙は、投票率が80%。明日14日行なわれる選挙にむけ、人々は投票をするために故郷へ移動し、海外からも続々と帰国しています。

 

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