まだまだボランティアは必要だ

出井康博
執筆者:出井康博 2012年3月19日
カテゴリ: 社会
エリア: 日本

 東日本大震災から丸1年を迎えた今月上旬、テレビや新聞では被災地に関する大特集が組まれた。ただし、現地で活動するボランティアを取り上げたものは少なかった。震災後の数カ月はボランティアの必要性が叫ばれたが、すでに役目は終わったのだろうか。
 事実、ボランティアの数は激減している。岩手・宮城・福島の被災3県での活動者数は、昨年5月の約17万人をピークに減少が始まり、今年1月には1万2千人程度にまで落ち込んだ(「全国社会福祉協議会」調べ)。
 筆者は昨年7月、2泊3日でがれき撤去のボランティアに参加し、その体験は本サイトにも寄稿した(2011年8月1日「まだまだボランティアが足りない」)。それから半年以上が経つが、現場はどうなっているのか。2月最後の週末、ボランティアとして活動した岩手県陸前高田市を再び訪ねた。

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執筆者プロフィール
出井康博 1965年岡山県生れ。早稲田大学政治経済学部卒。英字紙『THE NIKKEI WEEKLY』記者を経てフリージャーナリストに。月刊誌、週刊誌などで旺盛な執筆活動を行なう。主著に、政界の一大勢力となったグループの本質に迫った『松下政経塾とは何か』(新潮新書)、『年金夫婦の海外移住』(小学館)、『黒人に最も愛され、FBIに最も恐れられた日本人』(講談社+α文庫)、本誌連載に大幅加筆した『長寿大国の虚構 外国人介護士の現場を追う』(新潮社)、『民主党代議士の作られ方』(新潮新書)、『襤褸(らんる)の旗 松下政経塾の研究』(飛鳥新社)。最新刊は『ルポ ニッポン絶望工場』(講談社+α新書)。
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