仏大統領選展望・仰天シナリオの可能性

国末憲人
執筆者:国末憲人 2012年4月12日
カテゴリ: 政治 国際
エリア: ヨーロッパ

 フランス大統領選はこれまで、何度か仰天の結果を生み出してきた。1995年には、有力と見られたバラデュール首相が第1回投票で陥落した。2002年には右翼ルペン氏が決選に進出した。

 今回の大統領選でもやはり、びっくりするようなことが起きるだろうか。実は、大いに可能性がある。と言うとすでに驚きでなくなるのだが、そのシナリオを考えてみたい。

 フランス大統領選の第1回投票はすでに10日後に迫り、情勢も次第にはっきりしてきた。各種世論調査を大雑把に解釈すると、だいたい以下のような勢力図となっている。

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執筆者プロフィール
国末憲人 1963年岡山県生まれ。85年大阪大学卒業。87年パリ第2大学新聞研究所を中退し朝日新聞社に入社。パリ支局長、論説委員を経て、現在はGLOBE編集長、青山学院大学仏文科非常勤講師。著書に『自爆テロリストの正体』『サルコジ』『ミシュラン 三つ星と世界戦略』(いずれも新潮社)、『ポピュリズムに蝕まれるフランス』『イラク戦争の深淵』『巨大「実験国家」EUは生き残れるのか?』(いずれも草思社)、『ユネスコ「無形文化遺産」』(平凡社)、『ポピュリズム化する世界』(プレジデント社)など。
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