5月1日メーデーの日、大統領選挙第2回目投票を5日後に控えたパリでは、左右それぞれの支持者の集会があちこちで開かれた。翌日2日の夜にはサルコジ大統領・民衆運動連合(UMP)候補とオランド社会党候補の直接対決のテレビ討論会が実施された。
そして、その翌日3日夕方、第1回投票で9%の支持率を得ていた中道派(民主運動MoDem)のバイルー候補が第2回投票に臨む姿勢を発表した。
投票まであと3日、低調と伝えられた今回のフランス大統領選挙であったが、最後の局面で大きな盛り上がりを見せている。
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