反体制派の分裂騒ぎで漁夫の利を得るアサド政権

執筆者:畑中美樹 2012年5月23日
カテゴリ: 政治 国際
エリア: 中東

 英BBCの報道によると、シリアの反体制派の中核的存在である「シリア国民評議会」のブルハン・ガリユーン代表は、5月15日、同代表の統率力に対する批判が高まっていることを受け、後継者が確定次第、辞任する用意のあることを明らかにした。同代表は「私は自身を分裂の根源とすることを許さない。また私は地位に固執していないので、コンセンサス、あるいは選挙によって新たな後継候補が決まれば辞任する」という声明を発表し、批判を受け辞任する考えを表明した。(http://www.bbc.co.uk/news/world-middle-east-18106592

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執筆者プロフィール
畑中美樹 1950年東京都生れ。慶應義塾大学経済学部卒業。富士銀行、中東経済研究所、国際経済研究所、国際開発センター エネルギー・環境室長などを経て現職。中東・北アフリカ地域で豊富な人的ネットワークを有する。著書に『石油地政学――中東とアメリカ』(中公新書ラクレ)、『オイルマネー』(講談社現代新書)、『中東湾岸ビジネス最新事情』(同友館)などがある。
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