オスプレイ――固定翼機でも回転翼機でもなくなる「魔の瞬間」

2012年7月9日

 米海兵隊が沖縄に配備を予定している新型機V-22オスプレイが、モロッコに続きフロリダでも、訓練中に墜落事故を起こした。米軍によれば、パイロットの操作に関わる「人為的なミス」が原因で、「機材に問題はない」と言われている。

 オスプレイは、ヘリコプターのように垂直に離着陸することができ、飛行中は、固定翼航空機として高速で、したがって同じ燃料でより長距離を飛行することができる。ヘリコプターとプロペラ機の両面を備えた「すぐれもの」で、海兵隊の多様な作戦ニーズにも適応している。

 ヘリコプターは、回転翼を回して揚力を得る。固定翼機は、推進力によって発生させた高速の気流を翼にぶつけて揚力を得る。いずれも、十分な揚力がなければ、空中には上がらない。空中で揚力を失えば落下する。

この記事は役に立ちましたか?
フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
comment:3
icon
  • 記事の閲覧、コメントの投稿には、会員登録が必要になります。
フォーサイトのお申し込み
注目記事ランキング
  • 24時間
  • 1週間
  • f
最新コメント
最新トピック
  • 新着
  • 高評価
  • コメント数順
back to top