中国、第18回党大会の日程固まる

野嶋剛
執筆者:野嶋剛 2012年9月8日

 複数の関係筋によると、中国共産党第18回全国代表大会(第18回党大会=18大)は10月13日(土)に開幕する。会期は1週間。


 直前に、3日間の日程で第17期中央委員会第7回全体会議(7中全会)を開き、4月に完全失脚した前政治局員で重慶市の前書記・薄熙来の党内処分を決定する見通しという。


 閉幕翌日の20日には、大会で選出する第18期党中央委員会の第1回全体会議(1中全会)を開き、この場で習近平が胡錦濤から総書記職を引き継ぐ。来年3月に開く第12期全国人民代表大会第1回会議では、国家主席に習近平、国務院(中央政府)の総理(首相)に李克強(現職・政治局常務委員兼常務=筆頭=副総理)、18大で新たに政治局常務委員会入りする見通しの兪正声(同・政治局員兼上海市書記)は全人代常務委員会委員長、李源潮(同・政治局員兼党中央組織部部長)が国家副主席、王岐山(同・政治局員兼副総理)は常務副総理などの人事も決め、党・政府指導部の主要な陣容が出揃う予定。

 毛沢東の第1、鄧小平の第2、江沢民の第3、胡錦濤の第4に続き、習近平率いる第5世代の時代が正式にスタートする。


 会期1週間が定着した1992年10月12日(月)−18日(日)の14大以降の党大会を振り返ってみよう。15大は1997年9月12日(金)−18日(木)、16大は2002年11月8日(金)−14日(木)、17大は2007年10月15日(月)−21日(日)。土曜日開幕は初めてだ。

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執筆者プロフィール
野嶋剛
野嶋剛 1968年生れ。ジャーナリスト。上智大学新聞学科卒。大学在学中に香港中文大学に留学。92年朝日新聞社入社後、佐賀支局、中国・アモイ大学留学、西部社会部を経て、シンガポール支局長や台北支局長として中国や台湾、アジア関連の報道に携わる。2016年4月からフリーに。著書に「イラク戦争従軍記」(朝日新聞社)、「ふたつの故宮博物院」(新潮選書)、「謎の名画・清明上河図」(勉誠出版)、「銀輪の巨人ジャイアント」(東洋経済新報社)、「ラスト・バタリオン 蒋介石と日本軍人たち」(講談社)、「認識・TAIWAN・電影 映画で知る台湾」(明石書店)、訳書に「チャイニーズ・ライフ」(明石書店)。
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