李雪主夫人の「潜伏」は妊娠のためか

平井久志
執筆者:平井久志 2012年10月30日
カテゴリ: 国際 政治
エリア: 朝鮮半島

 北朝鮮の最高指導者、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の夫人・李雪主(リ・ソルジュ)氏が10月29日、公式の場に52日ぶりに姿を見せた。

 李雪主夫人は、竣工を控えた平壌民俗公園と統一通り運動センターを金正恩氏が視察した際に同行したことが先月7日に報じられて以来「潜伏」を続け、その理由などについてさまざまな見方が出ていた。

 朝鮮中央通信は10月29日、金正恩第1書記が▽金日成(キム・イルソン)軍事総合大学の教職員と記念撮影▽金日成軍事総合大学に建てられた金日成主席と金正日総書記の銅像の除幕式に出席▽金日成軍事総合大学創立60周年記念の牡丹峰楽団の公演鑑賞▽金日成スタジアムで行なわれた第12回人民体育大会のサッカー体育団の決勝戦を観覧――と、合わせて4件の公式活動を報じた。李雪主夫人はこのうち牡丹峰楽団の公演鑑賞とサッカー競技観覧の2件に同行した。

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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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