2月12日の北朝鮮による3回目の核実験で、北朝鮮が米中に加えて、ロシアに事前通告したかどうかで情報が錯綜した。通告がなかったなら、核超大国としてのロシアのメンツが立たず、朝鮮半島のプレーヤーとして格落ちとなる。
インタファクス通信によれば、ロシア外務省筋は12日、「北朝鮮は米中両国に対し、核実験実施を日時などには触れず事前通報した。そのような事前通告はロシアにはなかった」と語った。その後、外務省高官はこの情報を否定。「ロシアにも事前通報があった。この種のことを大々的に公表する必要はないと考えた」と述べた。韓国の聯合ニュースも、北朝鮮が核実験の14時間前に米中露に通報していたと報じていた。
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