ジャカルタ爆破テロで露呈した「見えない緊張関係」

執筆者:馬場友美 2004年10月号
カテゴリ: 国際

[ジャカルタ発]九月九日午前十時半頃、インドネシアの首都ジャカルタ中心部のオーストラリア大使館前で高性能爆薬を載せた車両が大爆発を起こし、九人が死亡、百八十二人が重軽傷を負った。インドネシアと豪州の治安当局は、国際テロ組織アル・カエダとの関連が指摘される東南アジアのテロ組織、ジェマー・イスラミア(JI)の犯行とほぼ断定。事件を受け急遽ジャカルタ入りしたダウナー豪外相は、「犯行の背景には、我が国とインドネシアが対テロ連携を強めていることに対する反発がある」と語り、両国が今後もテロ対策で緊密な協力を続けることを強調した。

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