イスラエルのイラン攻撃 現実味を増す「兵器購入」

2004年11月号
カテゴリ: 国際
エリア: 中東

 イスラエルがイランの核関連施設を先制攻撃するなら、十一月の米大統領選挙直後になるとの説が流れている。 イスラエルはこのほど、地下貫通爆弾「バンカーバスター」五百発を米国から購入する秘密協定を取りまとめた。協定には誘導爆弾四千五百個の購入も含まれるという。イスラエル政府関係者はパレスチナ人過激派対策強化の一環としているが、「真の狙いはイランの地下核施設」(ロンドンの軍事専門家)との見方が有力だ。 イスラエル高官の話として、バンカーバスターの引き渡しが十一月二日の米大統領選の数週間後になるとの情報もある。 一方、イランも来年三月までに、イスラエルを射程に収める中距離弾道ミサイル「シャハブ3」(射程千三百キロ)のテストを二回実施する計画だという。イランの軍事情勢に詳しい消息筋が明かした。 十月五日にはラフサンジャニ最高評議会議長が、射程二千キロの新型中距離ミサイルの開発に成功したことも発表。これは北朝鮮の支援で開発された「シャハブ4」らしく、抑止力を強める狙いとみられる。

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