原油高の煽りを食って中東輸出はモノからヒトへ

執筆者:五味康平 2004年11月号
カテゴリ: 国際 経済・ビジネス
エリア: 中国・台湾

 中国が民族系メーカーの有望な輸出先としてこの四、五年重視してきた中東向けの輸出が伸び悩んでいる。中国メーカーが常設の製品展示場を設けた中東の卸売り・流通の拠点、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイでは、昨年あたりから家電製品の業者の店先から中国製のテレビ、冷蔵庫、エアコンなどが姿を消し始めた。三年ほど前には強い価格競争力を武器に日本や韓国メーカーのシェアを奪っていた状況から様変わりだ。 代わって目につくのは日本勢の復活。液晶、プラズマテレビはじめ空気清浄機能付きエアコンなど松下、ソニー、シャープなどの製品が小売店の店頭で大きなスペースを確保、中国製品は低価格のラジカセやマッサージ器などがかろうじて売られている程度に落ち込んだ。

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