「法曹のレベル」は、さらに低下する

2005年6月号
カテゴリ: 社会
エリア: 日本

司法修習生の質の低下がとまらない。だが法曹人口は増える一方だ。容易に予見される将来の社会問題は――。 四月四日、埼玉県和光市の米軍朝霞キャンプ跡地にある司法研修所。司法試験に合格し入所式に臨んだ新修習生は、過去最高の千四百九十九人にのぼった。「法曹の卵」たちはこれから一年半の司法修習を経験し、修習の総仕上げである通称「二回試験」(修了試験)に合格することで法曹資格を得ることになる。 だが、法曹教育の現場では深く静かに異変が進行中だ。女子トイレに隠し撮り目的でビデオカメラを設置したとされた司法修習生(不起訴)や、幻覚作用のあるマジックマッシュルームを食べた修習生が寮の五階から飛び降りた事件などは氷山の一角にすぎない。

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