国際論壇レビュー

「シリア問題」で懸念される「国際秩序の漂流」

 化学兵器の使用は世界に衝撃を与えた(C)AFP=時事
化学兵器の使用は世界に衝撃を与えた(C)AFP=時事

 衝撃的な映像に目を背けたくなる【YouTube】。内戦が収まらないシリアの首都ダマスカス近郊で8月21日に起きた化学兵器攻撃により、少なくとも子ども426人を含む1429人が死亡した。米政府は30日、アサド政権による攻撃であると「強い確信」を持つ、と結論づける報告書を公表した。【Government Assessment of the Syrian Government’s Use of Chemical Weapons on August 21, 2013

カテゴリ: 政治 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
会田弘継(あいだひろつぐ) 関西大学客員教授、ジャーナリスト。1951年生まれ。東京外語大英米語科卒。共同通信ジュネーブ支局長、ワシントン支局長、論説委員長などを務め、現在は共同通信客員論税委員、関西大学客員教授。近著に『世界の知性が語る「特別な日本』』 (新潮新書)『破綻するアメリカ』(岩波現代全書)、『トランプ現象とアメリカ保守思想』(左右社)、『増補改訂版 追跡・アメリカの思想家たち』(中公文庫)など。訳書にフランシス・フクヤマ著『政治の衰退』(講談社)など。
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