イラクでテロ活動を繰り返すシーア派武装勢力が、英国のカトリック過激派組織、アイルランド共和軍(IRA)と密かに手を結んでいる可能性が取り沙汰されている。 イラク駐留の英軍関係者によれば、十月初め、イラク南部で武装勢力の待ち伏せ攻撃によって八人の英兵が死亡した事件を捜査した結果、使用された爆弾と起爆装置はIRAが開発した技術によるものであることが分かった。 爆弾にはカメラのフラッシュ装置の仕組みが活用され、起爆装置の方は無線や赤外線の受信機などが組み込まれたもの。十五年ほど前にIRAが英国の保安組織から盗み出したとされている。
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