合併・帝国石油の“奪還”を狙う新日本石油

2005年12月号

 石油開発業界最大手の国際石油開発と三位の帝国石油が経営統合を決め、世界で中堅規模の石油開発会社が誕生することになった。統合会社が権益を有する原油・天然ガスの合計確認埋蔵量は、今年、中国海洋石油(CNOOC)による買収攻勢で話題になった米ユノカルを上回る。石油開発の強化を狙う経済産業省の狙い通りのシナリオだ。 だが、新会社の動きを虎視眈々とみつめる石油会社がある。帝国石油の筆頭株主である新日本石油だ。新日石は当初、国際石開による帝石“略奪”に強い不満を表明、一部には来年一月末の帝石の株主総会で統合反対に回るとの見方もあった。

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