「世界一の鉄鋼メーカー」に経営危機説

2006年1月号
カテゴリ: 経済・ビジネス

 粗鋼生産量世界一の鉄鋼メーカー、ミッタル・スチールに経営不安説が囁かれ出した。 同社は一九七六年創業と、鉄鋼会社としては“若い”企業。M&A(合併・買収)を重ねて成長し、二〇〇五年四月、米大手ISGの買収で、アルセロール(本社ルクセンブルク)を抜いて世界トップに躍り出た。 現在は十四カ国の鉄鋼十九社を傘下に持ち、本社はオランダにあるが、元来はインド企業。創業者のラクシュミ・ミッタルは「フォーブス」長者番付の最新版では、ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェットの両氏に次ぐ三位につけている。 そのミッタル・スチールに暗雲を投げかけているのは、中国だ。経済成長を続ける中国が輸入を急増させたことで、ここ数年、鉄鋼や原油をはじめとする工業資源・原料の価格高騰が続いてきた。

この記事は役に立ちましたか?
フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
comment:0
icon
  • 記事の閲覧、コメントの投稿には、会員登録が必要になります。
フォーサイトのお申し込み
注目記事ランキング
  • 24時間
  • 1週間
  • f
  • 新着
  • 高評価
  • コメント数順