女の闘い? それでもわからぬ「反タクシン派」の資金源

樋泉克夫
執筆者:樋泉克夫 2014年1月21日
カテゴリ: 国際 政治

 1月17日、バンコクでは反タクシン派のデモ隊に爆弾が投げ込まれ、三十数人が被害を受けたようす。反タクシン派の指導者であるステープ元副首相は「私が殺されても反タクシン運動は続く」と悲壮な演説で運動参加者を鼓舞した。昨年11月から続く一連の反タクシン運動で、死者は警察官をふくめ8人、重軽傷者まで合わせると 400人前後にまで達している。

 13日の反タクシン派によるバンコク封鎖行動に対し、インラック首相は2月2日予定の総選挙延期を示唆し、15 日には反タクシン派を含めた話し合いの場を設けたものの、反タクシン派はボイコット。着地点がみつからないままに、バンコクは今後も 揺れ続けるだろう。

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執筆者プロフィール
樋泉克夫 愛知県立大学名誉教授。1947年生れ。香港中文大学新亜研究所、中央大学大学院博士課程を経て、外務省専門調査員として在タイ日本大使館勤務(83―85年、88―92年)。98年から愛知県立大学教授を務め、2011年から2017年4月まで愛知大学教授。『「死体」が語る中国文化』(新潮選書)のほか、華僑・華人論、京劇史に関する著書・論文多数。
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