村上ファンドはなぜ小さなTOBにこだわったか

執筆者:柴田雄大 2006年2月号
カテゴリ: 経済・ビジネス 金融

昨年末に仕掛けた新日本無線に対するTOBは失敗におわった。泣く子も黙る村上ファンドにも「焦り」の色が見えてきた。「何が何でも、このTOB(株式公開買い付け)を成功させていただきたい」 昨年十一月二十一日に開いた会見で、投資ファンド「エム・エイ・シー(通称・村上ファンド)」を率いる村上世彰氏の言葉には悲壮感すら漂っていた。 この日、東証一部上場の半導体部品メーカー、新日本無線を完全子会社化するために日清紡がかけたTOBに対し、村上ファンドが横槍を入れる形で対抗TOBを出した。村上氏は並々ならぬ意欲を見せていた。

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