クリントンをいまさらブッシュが煙たがる理由

執筆者: 2006年3月号
エリア: 北米

 ヒラリー・クリントン米上院議員の次期大統領選出馬の確率が高まる一方で、夫・クリントン前大統領の活動への不満の声が政府内から上がり始めた。前大統領が国連の第十四回「持続可能な開発国際会議(CSD)」に出席を予定していることについて、米国務省が国連側に「深刻な憂慮」を表明したという。 会議は五月にニューヨークの国連本部で開かれ、約百五十カ国の代表が参加して環境や資源問題などを論議する一大イベント。前大統領は英石油大手BPのブラウン会長やウォルフォウィッツ世界銀行総裁とともに講演を行なうことになっていた。

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