インテリジェンス・ナウ
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米軍再編「3兆円負担」発言 ローレス氏の知られざる過去

春名幹男
執筆者:春名幹男 2006年6月号
カテゴリ: 国際
エリア: 北米

 米中央情報局(CIA)工作員は辞任した後も当然、守秘義務がつきまとう。だから、退職後も食えるよう仕事の面倒をCIAがみてくれる。「口止め料ですよ」と日本語に堪能な元工作員が教えてくれたことがある。 長官クラスなら、辞めてからも講演にコンサルタント業にと引っ張りだこだ。このほど突然辞任したゴス前長官もよほどのスキャンダルがない限りそんな恩恵に浴するだろう。 他方、CIAに面倒をみてもらわなくても、自分が開拓したコネを生かして自前でビジネスを切り開く、たくましい元要員もいる。在日米軍再編問題で交渉を妥結させたリチャード・ローレス国防副次官がそうだ。

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執筆者プロフィール
春名幹男 1946年京都市生れ。国際アナリスト、NPO法人インテリジェンス研究所理事。大阪外国語大学(現大阪大学)ドイツ語学科卒。共同通信社に入社し、大阪社会部、本社外信部、ニューヨーク支局、ワシントン支局を経て93年ワシントン支局長。2004年特別編集委員。07年退社。名古屋大学大学院教授、早稲田大学客員教授を歴任。95年ボーン・上田記念国際記者賞、04年日本記者クラブ賞受賞。著書に『核地政学入門』(日刊工業新聞社)、『ヒバクシャ・イン・USA』(岩波新書)、『スクリュー音が消えた』(新潮社)、『秘密のファイル』(新潮文庫)、『米中冷戦と日本』(PHP)、『仮面の日米同盟』(文春新書)などがある。
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