地方交付税改革に待ったをかける“地行族”の陰謀

執筆者:北野謙司 2006年6月号
エリア: 日本

 永田町には「地行族」と呼ばれる族議員が棲息している。 自民党の地方行政族の略称で、総務省や旧自治省、地方自治体の議員や首長などの出身議員を指す。個々の顔が思い浮かばないほど地味な集団だが、そのパワーの源は“数”だ。地方の不利になりそうな事態に立ち至ればいっせいにうごめき出す。現在、ボスと目されているのは、旧自治省出身で初代総務大臣も務めた片山虎之助自民党参議院幹事長だ。 足かけ五年目になる三位一体改革で、必要性が叫ばれ続けた地方交付税改革は常に中途半端に終わってきた。その背景には地行族の猛烈な抵抗があった。

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