【木】インドネシア大統領選、周永康、オバマ

執筆者:フォーサイト編集部 2014年7月31日

本日の更新記事は、アジア経済研究所副主任研究員・川村晃一さんの「大激戦のインドネシア大統領選挙(上)『庶民派ジョコウィ』勝利の舞台裏」です。投票直後にお互いに勝利宣言をしたり、投開票に不正があったとの糾弾が飛び出たりとかなりの混乱があったようですが、結局、国民が選んだのはエリート元軍人ではなく庶民派でした。

「専門家の部屋」では、「中国」と「アメリカ」にそれぞれ新エントリ。

まず「中国」では、「『周永康=大トラ』退治で完成に近づく習近平の『新四人組』粛清」(野嶋剛さん):遂に周永康氏の立件を発表した中国共産党。このほか薄熙来、徐才厚、令計画が粛清される「新四人組」と言われています。こちらは無料公開中です。なお、この記事の関連として、今年1月4日付の「暗殺未遂容疑?『執行猶予付き死刑』もありえる『周永康』処分」(藤田洋毅さん)という記事も併せてご参考にしてください。

そして「アメリカ」では、「オバマ大統領『弾劾』をめぐる与野党の『計算』」(足立正彦さん):かつての雄姿は見る影もなく、支持が落ち込むオバマ大統領。共和党内では大統領弾劾への動きも出始めていますが、この戦略は、実は逆に返り血も浴びかねない劇薬のようです。

フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
執筆者プロフィール
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top