幻に終わった?「新・悪の枢軸」結成

2006年9月号
カテゴリ: 国際
エリア: 中南米 中東

 九月にキューバの首都ハバナでカストロ・キューバ国家評議会議長、金正日・朝鮮労働党総書記、アフマディネジャード・イラン大統領およびチャベス・ベネズエラ大統領の四首脳会談が行なわれるはずだった――中南米の外交官の間でこんな情報が流れている。 チャベスは六月、世界的規模での「反米連合」の結成をもくろみ、九月中旬にハバナで開催される非同盟諸国会議首脳会議の場でこれら四カ国の首脳会談を開き世界中にアピールする計画を練っていた。カストロの同意の下、イランと接触、アフマディネジャードから出席の約束を取り付けた。その後チャベスは平壌に飛び、金正日にカストロの招聘状を直接手渡す予定だったという。 しかし、七月に入り、カストロの病気が極秘に伝えられ、チャベスは四首脳会談を断念し、平壌訪問も取りやめた。チャベスは七月下旬から八月初めにかけ、ブラジル、アルゼンチン、ロシア、イラン、ベトナムなどを訪問したが、ベネズエラ政府は北朝鮮訪問中止については理由を明らかにしていない。 その後、チャベスは、カストロの病状確認のため、八月中旬にハバナを訪れた。果たして四者会談の復活は?

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