クリミア半島がロシアに併合されて以降、クリミアとウクライナ本土との行き来は極めて困難になった。クリミアの中心都市シンフェロポリとキエフやドネツクなどを結んでいた航空便はすべて廃止され、陸路の境界には検問所が設けられた。ロシア当局は特に、ジャーナリストの出入りに厳しく対応しており、境界を通過する際の様々なトラブルが伝えられている。ウクライナ側のメディアをロシアが警戒しているからだと思われる。
結局、クリミア半島に向かうには、ロシアのビザを取ってモスクワかサンクトペテルブルクから入るしかない。ロシア側からやって来るジャーナリストに関して、ロシア当局は寛大だ。ロシアの立場で報道してくれると考えるからだろう。
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