就任二カ月で難題に直面した日立新社長の苦悩

執筆者:杜耕次 2006年10月号
カテゴリ: 経済・ビジネス

発想豊かに経営を立て直すつもりだったはずだ。だが、就任早々に見舞われた原発事故の処理以外にも「再生」への課題は山積し……。「一日ごとに四億円……」 この夏、日立製作所社長、古川一夫の脳裏には、おそらくこんな数字が去来していたことだろう。 六月十五日に起きた中部電力・浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)5号機のタービン破損・脱落事故。同型タービンを使用している北陸電力・志賀原子力発電所(石川県志賀町)2号機でも動翼に多数の破損やひび割れが見つかり、タービンの製造元である日立の設計・施工ミスとの見方が有力になっている。

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