新体操の女王にご執心 ロシア「国父」の生臭さ

2006年12月号
カテゴリ: 国際
エリア: ロシア

 ロシアのプーチン大統領と、新体操の女王アリーナ・カバエワの「接近」がクレムリン周辺で噂になっている。 国民的英雄のカバエワ選手はもともと熱心な大統領支持者で、プーチン翼賛組織の社会院のメンバーにも任命されている。二人の親密度が深まったのは、彼女が最近、恋人と別れてから。大統領はチャーター機を派遣して別荘に彼女を招くなど特別扱いという。カバエワ選手はアテネ五輪個人総合で金メダルを得てから第一線を退いていたが、九月に欧州選手権で二位となり、十一月には三重県で開く世界クラブ選手権に参加。「大統領が失意の彼女を励まし華麗な復活を遂げさせた」と美談に仕立てる向きもある。 クレムリンは大統領に「国父」のイメージを付与しようと懸命だが、大統領は十月、複数の女性と性的な関係をもったとされるイスラエルのカツァブ大統領を「うらやましい」と発言して物議をかもしたばかり。連邦保安局長官時代に有力紙イズベスチヤの女性記者をモスクワの日本レストランで口説いた逸話もその記者から暴露されている。

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