早まる「賞味期限」に苦悩する家電メーカー

2006年12月号
カテゴリ: 経済・ビジネス

海外メーカーと比べ優位の高付加価値商品も、国内ではあっという間に値下げ合戦。早まる「コモディティー化」にどう対処すればいいのか。 国内の電機業界が「かりそめの好況」を謳歌している。十月末に出揃った九月中間決算では、日立製作所やソニーなどをのぞき、大半の大手が増収増益に胸を張った。 中でも、国内で「電機の勝ち組」の称号が定着した感のある松下電器産業は、純利益が前年同期比七九%増の千百五十一億円となり、電機大手でただ一社、一千億円を超えた。加えて、同二一%増の二千七十三億円だった営業利益は一九九〇年上期以来十六年ぶりの高水準だった。

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