世界で資源開発を積極化 エネルギー供給不安は払拭されるか

執筆者:山多豪太 2006年12月号
カテゴリ: 国際 経済・ビジネス

 二〇一二年までに年率一〇%の高度経済成長を目指すインドの最重要課題が、エネルギーの安定供給だ。インド計画委員会は、国内の商業エネルギー需要が今後二十年間で現在の二・八倍に急増すると試算するが、原油需要の七〇%を依然輸入に頼っており、慢性的な電力不足も一向に解消されていない。 そこで、インド石油天然ガス公社(ONGC)などインドの石油各社は、世界各地で積極的な油田・ガス田開発に乗り出し始めた。ロシア・サハリンやスーダン、ベトナムで原油や天然ガスを生産中のONGCは、ナイジェリア、リビア、キューバと、米欧メジャーの進出が遅れたアフリカや中南米などで相次ぎ開発利権を獲得。現在日量約十三万バレルの海外自主開発原油を、二〇年までに同四十万バレルに拡大する計画だ。

この記事は役に立ちましたか?
フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
comment:0
icon
  • 記事の閲覧、コメントの投稿には、会員登録が必要になります。
フォーサイトのお申し込み
注目記事ランキング
  • 24時間
  • 1週間
  • f
最新コメント
最新トピック
  • 新着
  • 高評価
  • コメント数順
back to top