エイズ大国・南アで「静かなクーデター」ようやくまともなエイズ対策を採用

2007年1月号
カテゴリ: 国際
エリア: アフリカ

 南アフリカ共和国で「静かなクーデター」が起きた。エイズがHIVウイルスによって感染することを否定し続け、有効な対策をとろうとしないムベキ大統領とチャバララムシマング保健相に業を煮やした副大統領と保健副大臣が、エイズ対策の主導権を二人から奪ったのだ。 南ア共和国では、四千五百万の人口のうち六百万がHIVウイルスに感染しており、毎日新たに千人の感染者が増え、一日平均八百人が死んでいく。 しかし、ムベキはこうした数字は黒人への偏見からくる嘘だと言い、チャバララムシマングは抗エイズ薬は「毒」で、にんにくとビートの根、じゃがいも、オリーブオイルこそエイズ治療に役立つと言い張ってきた。

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