米共和党大統領候補レース「中西部」の顔ぶれ

足立正彦
執筆者:足立正彦 2014年12月14日
カテゴリ: 国際 政治
エリア: 北米

 現在、2016年大統領選へ向けた共和党候補指名獲得争いに、ランド・ポール(ケンタッキー州選出)、マルコ・ルビオ(フロリダ州選出)、テッド・クルーズ(テキサス州選出)といった若手上院議員の出馬の可能性が取り沙汰されている。また、共和党州知事会(RGA)の会長を務めているクリス・クリスティ・ニュージャージー州知事やRGA副会長のインド系米国人ボビー・ジンダル・ルイジアナ州知事、あるいは、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事といった面々の去就にも注目が集まっている。だが、彼ら以外にも、共和党がホワイトハウスを奪還するためには是が非でも勝利することが不可欠である5大湖周辺の中西部の州知事の動向についても注視しなければならない。

 

中西部勝利が不可欠

 中西部には、オハイオ州やミシガン州、アイオワ州といった大統領選挙の帰趨を決する重要な「接戦州」がある。オバマ大統領は2008年、2012年の2度の大統領選挙でこれらの「接戦州」で勝利を収め、近年は中西部での民主党優位の構図が成立しつつある印象だ。だが、オハイオ州では2000年にはブッシュ前大統領が勝利を収め、また、2004年にも民主党大統領候補であったジョン・ケリー上院議員(当時、マサチューセッツ州選出、現国務長官)を振り切ることで再選を果たしている。

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執筆者プロフィール
足立正彦
足立正彦 住友商事グローバルリサーチ シニアアナリスト。1965年生れ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より現職。米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当する。
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