アベノミクスを成功に導く「3つの規制改革」

八代尚宏
執筆者:八代尚宏 2015年1月5日

 先の衆議院選挙では、アベノミクスが成功か失敗かが大きな争点となった。しかし、デフレからの脱却のための景気対策として、公共投資を増やすとともに、それが金利上昇に結びつかないように金融緩和でサポートする金融・財政政策と、日本経済の潜在成長率を高めるミクロ政策と組み合わせは、経済政策の基本である。アベノミクス自体が誤りと批判しても、何ら代替案を示せる筈はない。むしろ、反対の少ない金融・財政政策と比べて、「総論賛成・各論反対」のミクロ政策の成果について議論する必要がある。以下では、2015年の大きな課題として、都市開発、労働市場、社会保障の3分野に焦点を当てる。

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執筆者プロフィール
八代尚宏 1946年、大阪府生まれ。国際基督教大学客員教授・昭和女子大学特命教授。国際基督教大学教養学部、東京大学経済学部卒業。経済企画庁、OECD事務局、上智大学国際関係研究所教授、日本経済研究センター理事長等を経て、現職。メリーランド大学博士(経済学)。専門は労働経済学・日本経済論。主な著書に『現代日本の病理解明』(日経・経済図書文化賞)、『日本的雇用慣行の経済学』(石橋湛山賞)、『反グローバリズムの克服』など。
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