二大超高級ホテル参じて「東京ホテル戦争」勃発

執筆者:清水常貴 2007年2月号
カテゴリ: 経済・ビジネス 金融

ホテルひしめく東京に、またも高級ホテルがやってくる。かたやアメリカから、こなた香港から――。バトルの行方やいかに。「二〇〇七年問題」といえば、昨今は団塊世代の大量退職が話題になっているが、「もうひとつの二〇〇七年問題」と呼ばれているのが、東京ホテル戦争――。 三月三十日に六本木の旧防衛庁跡地に建設される「東京ミッドタウン」のメインビル、ミッドタウン・タワーにザ・リッツ・カールトン東京がオープンし、九月には日比谷の旧日活ホテル跡地にザ・ペニンシュラ東京が開業する。どちらもスタンダードタイプの室料が五万円以上もする超豪華ホテルである。 都心では〇三年に六本木ヒルズにグランドハイアット東京がオープンしたのを皮切りに、品川にはストリングスホテル東京、汐留の再開発地「シオサイト」にはロイヤルパーク汐留タワーと芝パークホテルの姉妹ホテルのパークホテル東京が開業し、〇四年にはヴィラフォンテーヌ汐留、〇五年にコンラッド東京と四つも集中。さらに西武系の東京プリンスホテルパークタワー、昨年はフォーシーズンズ丸の内、日本橋の三井タワーにマンダリン・オリエンタル東京……と開業ラッシュが続いた。 これに今年はリッツ・カールトン東京とペニンシュラ東京が加わり、世界の名だたるホテルが東京に勢揃いすることになる。迎え撃つ帝国ホテルやホテルオークラ東京、ホテルニューオータニの日本勢「御三家」も対策に大童で、東京ホテル戦争は過熱の一途だ。

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