「経済パワー激落」で外交パワーも喪う日本

執筆者:小田博利 2007年3月号
エリア: 日本

防衛相が呆けた発言をしているうちに足もとの梯子は消えていた。このまま在来型の経済政策をダラダラと続けていると日本は――。「亭主共を尻に敷くのも昔のままである。家の内に間男を連れ込むのも昔のままである。独りで美味いものを買喰するのも昔のままである。好んで生の葡萄酒を呷るのも昔のままである。かの一儀を行って歓ぶのも昔のままである」「金策にかけて最も巧みなのは女であり、政務を執っても決して欺かれることはなかろう。彼女等自身人を欺くのはお手の内だから」――。アリストパーネスの古代ギリシャ喜劇『女の議会』(村川堅太郎訳)は人間の真理を軽やかに描き出し、二千年以上の隔たりなど感じさせない。

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